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前回：結婚相談所との契約を更新するかの打ち合わせ時に
　　　驚愕の事実を知った。しかし契約の更新をするのを辞めようと決意。

契約終了を考えて今までのお礼もあるので、
直接お伺いする事にした。
電話で言うと長くなるのもあるし、
実家から車で20分程度で着くので軽いドライブにもなるので（笑）

到着して相談所の方がお出迎えしてくれた。
世間話をしつつ和やかなムードだったと思う。
そして徐々に本題へ。
契約が切れる時間は3月までで、残り1か月半になっていた。

相談所「一度顔写真を出してネットに載せてみませんか？
　　　　今までご紹介できなかったのは事実ですし、
　　　　僕個人と直接連絡しあうのはいかがでしょうか？」

毎回家族会議的な事をしていたのを相談所は知っていたので、
一度僕個人と連絡しあってお見合いしないか？という事だ。
残り1か月半だし、それでもいいかと思いOKを出した。
プリクラみたいな写真だけど（笑）

相談所「基本的な情報に変更はありませんか？」

収入証明書を提出しているし、
動産的資産も変更はないので、
特に変更はないですと言っておいた。
そこで意外な事を聞かれた。

相談所「ちなみに資産価値はおいくらとか告知しますか？」

僕はニーサで株を買っていたのと、
自営で株式会社なので、自社の株式まで告知するかどうかを聞かれた。
そこまでさらけ出す事はないと思うので、お断りをした。

相談所「有利な情報をすべて出すべきかと思うので、書かれるべきかと」

この一言でもういいかなと思ったけど、
お断りをした。
一人っ子で親の株式等を書く人もいるらしい。
実際に他の会員さんを見たら…書いとる（笑）
あとは自営業の人は資本金や社員数なども（年商が推測できる内容）
現実を知った。
僕らがお願いした相談所の人たちは
女性はお金等に弱いのですべて出して選んだらいいという考え方だった。
会社の年商が分かるなんて絶対に拒否だ。
世帯間収入がすべて丸わかりじゃないか…
そして僕は言った。

俺「そこまでしないといけないのですか？」

相談所「本当にこだわる人はすべてチェックします。
　　　　我々の女性会員様は正直申し上げて年収第一が本当に多いんですよ。
　　　　自営という時点でダメという人も居ますからね」

本当にこんな事いう女性会員がいるとは思わなかった。
さらにエピソード的な話も聞いた。

相談所「弁護士の方をご紹介した女性会員様にクレームも頂いた事もありますよ
　　　　結納前まで行っていた方々でしたが、カードを新規契約するときに
　　　　控えめに年収を書かれたようで…弁護士事務所も自営と言えば自営ですし
　　　　希望年収が1000万以上だったのに、書面で800万だと記載していた。
　　　　こんな会員を紹介するなんて詐欺じゃないのか？と…

絶句した。
お金に執着する人は聞いていたけど…
こんなエピソードを聞いてしまうと、僕では無理だ…

相談所「我々もここまで聞くのは失礼だと思っているんですよ？（苦笑い）
　　　　でも要求する人が多くて…」

色々聞いたらやっぱり僕には合わないな。
としか思わなかった。
ただいい勉強はできたと思う。
年収を上げないと基本的に婚活ではダメだという現実。
ネットじゃなく業務として生業としてされている人から聞くと
本当なんだなと知る事になった。

確か2時間くらい居たと思う。
その際に友人が医者と学者（HPで名前も出てる。京大卒）がいるとか言ったら
是非紹介してほしいと言われて苦痛になったりもしたけど（笑）
相談所との契約が切れるまでお世話になりますと言っておいた。

正直いってAさんに心がなびいている。
彼女にも本当の年収など言わないといけないんだろうなと思った。
そして相談所からの紹介メールに悩まされる事になるなんて、
この時の僕はまったく思っていなかったのである。